嫌われる勇気 劣等感について
嫌われる勇気の感想の続きを書いていきます。
今回は劣等感について書いていきます。
私が気になった言葉は
劣等感とは
「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」
例えば男性で身長が低いことに劣等感を持っている人がいます。
しかし、身長が低いことは本当に劣等性なのでしょうか?
「客観的な事実」としては「身長が低い」ですがその事実の中に劣等性は一切含まれていません。
劣等感を感じているのは自分自身で他者と比較を行っているからです。
もし人間が全員同じ身長であれば、自分の身長が低いとは思いません。
つまり身長が低いから劣っているというのは「主観的な解釈」です。
「主観的な解釈」である限り良い方向にも考えることができます。
身長が低い人は身長が高い人に比べて威圧感が少なく、対人関係が良好に進めやすいという風にとらえることはできないでしょうか。
大切なのは自分がその身長(劣等感を抱いているもの)に対してどのような意味づけをするのかです。
とても素敵な考え方!
こういう風に考えたら他人に対する劣等感って気にしくなりますよね。
この本では劣等感事態は悪いものではなく、ポジティブな劣等感は良いものとされてます。
例えば理想の自分に対する劣等感。
料理人がもっと料理を極めなければと感じて毎日料理の修行を行うなどです。
他人は気にせず自分の理想と比べて劣等感をうまく利用しましょう!